弊社、引っ張り試験機用チャックをお求めいただきまして、誠に有難うございました。
ご使用の前に、この取扱説明書お読みいただきましてケガ、事故のない様ご使用下さい。
各部の名称などは弊社カタログや弊社サイトを参照して下さい。
FAQのページもご覧下さい。
テストピースの形状、材種、チャッキング方法、温度、その他ご不明な点は弊社にご相談の上、ご使用下さい。
目次
チャック取り付け、取り外し方法
1、チャックのネジが試験機のネジサイズと合っている事を確認してください。
ネジは右ネジになっております。取り付けはチャック本体をツメ側から見て時計方向に回してください。
2、ネジの固定にはハンドルの穴径に合わせた丸棒をハンドル穴に差込み、締め付けてください。
3、取り外しは取り付けと同じ丸棒をハンドル穴に差し込み、左に回してください。
使用方法及び注意事項
注) ねじりや圧縮など、引っ張り試験以外にはご使用頂けません。
注) 引っ張り試験は同芯かつ軸方向のみで行って下さい。偏芯した物や、斜め方向にはご使用頂けません。
注) 上下を組にして2個ご使用いただく場合には初めに下側のチャックからチャッキングして頂き、次に上側のチャックをチャッキングしてください。片側を治具で固定する場合には治具を下側にセットして治具側からテストピースを固定してください。
1. 手でカバーを回してツメの中心でテストピースをチャッキングして下さい。
注)テストピースは必ずツメの奥まで、歯部全体でチャッキングして下さい。テストピースが中空や短い物、溝、段差がある場合には事前にご連絡下さい。
注)ツメのスライド量はチャッキングの使用範囲以上に余裕を持たせてありますが、絶対に使用範囲以外では使用しないで下さい。ツメが破損する原因になります。
2、付属のチャックハンドルをチャック本体に差し込み、チャックハンドルを右に(時計方向で閉め)回して締め付けて下さい。チャック本体にハンドル穴は2、または 3箇所ありますので均等に締め付けて下さい。
注)試験中は保護具を着用し、離れて下さい。破断した部品でケガをする恐れがあります。
注)試験開始後はツメがスライドして自動締りになりますので試験開始前のチャッキングで、チャックハンドルはパイプなどで延長しないでご使用下さい。
3、チャッキング完了後はチャックハンドルを外してから引っ張り試験を開始して下さい。
4、試験終了後は再びチャックハンドルをセットし、左回しで緩めて下さい。
以上の事項に注意し安全に正しくお使い下さい。ご不明の点はお問い合わせ下さい。
また、FAQのページもご覧下さい。