製品紹介

  

焼入れ後のセンター穴内径の歪み修正用電着ダイヤモンド工具です。円筒研磨の精度を向上させ、製品価値をワンランク上に上げられます。
普段お使いの円筒研削盤を使用するため、専用工作機械が不要で初期投資のコストを大幅に抑えることが可能です。
また、シャンクを高精度な円筒状に仕上げ、コレットチャックでチャッキングして使用するため、低価格を実現。抜群のコストパフォーマンスを誇ります。
ダイヤモンドは高品質な日本製を使用。ダイヤモンド工具の老舗名古屋ダイヤモンド工業株式会社で電着しております。
幅広いサイズをラインナップしておりますのでワークに合わせてお選びいただけます。

センターラッパーはダイヤモンドの粒度にこだわり、センター穴に最適な仕上がりを実現しました。

60°部分の長さが必要最低限の長さになっており、直径によって傘型になっておりますのでワークの出し入れがスムーズにできます。

使用方法

1.使用するコレットチャックを円筒研削盤の主軸と芯押し台にセットします。

2.コレットチャックにセンターラッパーをセットします。

3.円筒研削盤で両センター加工をする際と同様の段取りを行います。
センター間の距離をワークより5㎜ほど短くし、芯押し台を固定します。

4.ケレーを掛け、ワークを両センターの要領で保持し主軸を回転させます。
ワークのセンター穴が全周磨かれるまで回転させます。
(ワークの歪み具合にもよりますが、3回転~5回転ほどで完了します。)

動画の後半に使用方法の説明がございます。

製品仕様

型式 D D1 D2
CL-001010 0
(ピン角)
10 10
CL-021310 2 13 10
CL-081810 8 18 10
CL-132310 13 23 10
CL-162610 16 26 10
CL-193110 19 31 10
CL-193120 19 31 20
CL-274110 27 41 10
CL-274120 27 41 20
CL-375210 37 52 10
CL-375220 37 52 20

CL-001010はピン角タイプです。
全品、メンテナンス用のスポンジゴムが1個付属しています。
※製品の仕様は予告なく変更になる場合があります。

メンテナンスについて

電着ダイヤモンドが目詰まりし、研磨しにくくなりましたら、切削油で流しながら付属のスポンジゴムでこすってください。
こまめに目立てを行うと、切れも良く工具寿命も伸びます。

スポンジゴムでこする前 付属のスポンジゴムで
こすります
スポンジゴムでこすった後

※スポンジゴムで取り切れない場合は、ホワイトストン(弊社で販売しています)をご使用ください。

上記画像の「スポンジゴム」は本体に付属しております。
スポンジゴム単品での販売も行っています。ホワイトストンも販売しておりますので、ご入り用の際はお申し付けください。

GLOBEについて

ツーリング及び周辺機器のメーカーとして90年以上の歴史があり、 標準品から特注品まで幅広く対応させて頂いております。 お客様に「選ばれる製品作り」を心掛け、 常に高い精度、機能、デザインにこだわっております。 自社開発によるオリジナル商品を数多く製作し、 独創的な発想でユーザー様の期待にお応えいたします。 お問い合わせはこちら